メールマガジン「ベトナム株・経済情報」
VOL.758 2023.12.6

※文字化け等でご覧になれない方は、こちらからご確認頂けます。
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【お知らせ①】

2023年度下半期版 ベトナムTOP50社データブック 販売開始！

データ更新：2023年7月5日
財務諸表更新：2023年3月31日
ページ数：100ページ
書籍ファイル：セキュアHTML（印刷・コピー等制限オンライン版）
価格：7,500円

収録企業リスト・お申込みはこちらから＞＞＞

【お知らせ②】

有料会員向けコンテンツ「上場企業業績予想」
ベトナム上場企業の中から、編集部が時価総額上位100社をピックアップ。
証券会社による上場企業の売上高や利益などの業績予想と理論株価(もしあれば)を毎月更新・配信しています！

11月は、一部の業績予想を更新しました！

取り扱い銘柄一覧(100銘柄)
※100銘柄中20銘柄の業績予想は無料公開中。
是非ご覧ください！
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https://www.viet-kabu.com/list-company-news-offical.php

【お知らせ③】
有料会員向けコンテンツ「注目上場企業レポート」
800社近くあるベトナム上場企業の中から、編集部が注目企業をピックアップ。
企業の注目ポイントや3年間の詳細財務データを含む解説レポートを隔週配信しています！

アジアコマーシャル銀行[ACB]、FPT情報通信[FPT] 、HDバンク[HDB]、ベトナム工業団地都市開発[IDC]、テーゾイジードン投資[MWG]、PVパワー[POW]、フーニュアン・ジュエリー[PNJ]などを＜無料公開中＞！

さらに今週は、ベトコムバンク[VCB]の最新レポートをアップしました！

これまでに計85銘柄の詳細レポートを掲載しています。
是非お試しください！
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ベトコムバンク[VCB]は・・・・・・国（中央銀行）が株式の3/4を保有するベトナム4大銀行の1行。全国に広がる店舗網(本店1か所、支店121か所、出張所510か所)のほか、ラオスに子銀行(2022年末)。みずほ銀行が15％出資。

　いつも「ベトナム株・経済情報」をご利用いただき、誠にありがとうございます。「ベトナム株・経済情報」では会員登録をされた皆様全員へ、過去に有料ページで紹介した記事をピックアップして毎週水曜日にメールマガジンを配信しております。また、メールマガジンだけに掲載する＜特別コンテンツ＞もお楽しみいただけます。

CONTENTS

01. 商業銀行が増資ラッシュ　自己資本比率の増強で
02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
特集（2023年11月27日～2023年12月3日）
03. 今週の銘柄評価
FPT情報通信[FPT]
04. 編集後記
バラモンチャム族のカテ祭り

01. 商業銀行が増資ラッシュ　自己資本比率の増強で

　多くの商業銀行で2023年中に株式配当による無償増資を計画している。増資の目的は事業規模の拡大のほか、自己資本比率を高めるためだ。

　ベトナム投資開発銀行[BID](BIDV)は、2021年株式配当として割当比率100対12.69で6億4200万株の新株発行を行い、資本金を50兆5850億VND(約3060億円)から57兆0040億VND(約3500億円)へ引き上げる。基準日は11月29日。

　ヴィエティンバンク[CTG](VietinBank)も、株式配当として割当比率100対11.74％で5億6400万株超の新株発行を行い、資本金を48兆0570億VND(約2900億円)から53兆7000億VND(約3300億円)へ引き上げる。権利落ち日は11月30日。

・・・＜続きはサイトでご覧ください＞

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02. 週間☆アクセス数上位ランキング！（2023年11月27日～2023年12月3日）

　このコーナーでは、前週のベトナム株・経済情報（www.viet-kabu.com）のアクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位 農業/畜産ホアン・アイン・ザライ、1年ぶり額面上回る　新株発行先リスト修正へ
[2023/11/28 06:45 JST新]
https://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/231127154954.html

　不動産から農業・畜産分野への転換を進めているホアン・アイン・ザライ[HAG](HAGL)は新株1億3000万株を発行する第三者割当増資に関して、先日発表した発行先リストを取り消した。

　理由は情報伝達過程で問題があり、リストを修正するため。

　同社は年末までに第三者割当増資を国家証券委員会(SSC)に申請する。

　これに先立ち発表された発行先と発行数は、◇LPバンク証券(LPBank Securities)：5000万株(保有比率4.73％)、◇ベトカットファンド運用会社(Vietnam Fortune Capital＝VFC)：6000万株(同5.67％)、◇グエン・ドゥック・クアン・トゥン氏：2000万株(同1.89％)。

・・・＜続きはサイトでご覧ください＞

2 位 ベトナム現地証券会社による今週の銘柄評価
[2023/11/30 06:50 JST更新]
https://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/231129183902.html

　■ザライ発電[GEG]■―発電量増加や金利低下が成長の原動力、投資評価「買い」―　

　フーフン証券[PHS](Fortune Securities)は、クリーンエネルギー事業を手掛ける独立系発電事業者ザライ発電[GEG](Gia Lai Electricity)株の理論株価を1株1万8900VND(約115円)と評価し、投資評価を「買い(Buy)」とした。

　2023年業績見通しは、売上高が前年比+10.7％増の2兆3160億VND(約140億円)、親会社株主帰属利益が同▲48.1％減の1640億VND(約10億円)と予想されている。

　2024年は、売上高が前年比+10.9％増の2兆5680億VND(約157億円)、親会社株主帰属利益が同2.47倍の4050億VND(約24.7億円)となる見通し。

　第1タンフードン風力発電所(出力100MW)が国家電力網への送電を開始したことや金利水準が低下していることが、業績成長を促す見込み。

・・・＜続きはサイトでご覧ください＞

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03. 今週の銘柄評価

※「今週の銘柄評価」は証券会社独自の見解に基づくものであり、実際の投資判断はご自身で行ってください。

※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」に掲載した一部を「ベトナム株・経済情報」が独自に選んだだものを掲載しています。

●グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、こちらをご覧下さい。
http://www.gladv.co.jp/members/vietnam/index.html
●「ベトナム株通信」については、こちらをご覧下さい。
http://www.viet-kabu.com/magazine/ad/global/index.php

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ベトナム現地証券会社による今週の銘柄評価・FPT情報通信[FPT]
(2023年12月6日発行ベトナム株通信第5128号)
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■■■FPT情報通信[FPT]■■■―ITサービスの大幅増収見通し、投資評価「買い」―

　ホーチミン市証券[HCM](Ho Chi Minh City Securities)は、ベトナムを代表するIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)株の投資評価を「買い(Buy)」とした。

　FPTは北米市場で創業20年の歴史を持つITサービスプロバイダーであるカーディナルピーク(Cardinal Peak)の買収を発表した。ただし、取引額は明らかにしていない。

　カーディナルピークは、自動車や家電、ヘルスケア、オンラインコンテンツストリーミング、ロボティクス、セキュリティ分野の300社以上に対して、ハードウェア、組み込みソフトウェア、IoT、クラウドコンピューティング、モバイル製品開発を含む包括的なテクノロジーサービスを提供している。

　FPTは今回の買収により、今後2年間で米国市場におけるITサービスの売上高が倍増すると期待している。

　2023年のITサービスによる売上高は前年比+26.6％増の23兆9780億VND(約1450億円)、2024年には同+21.6％増の29兆1550億VND(約1770億円)となる見通し。

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04. 編集後記

　毎週、スタッフの持ち回りでお届けする「編集後記」。
今週はJoより、「バラモンチャム族のカテ祭り」のお話です。

　ベトナムは主要民族であるキン族のほかに54の少数民族が共存する多民族国家です。その中で2世紀から19世紀までベトナム南中部沿岸地方に存在したチャンパ王国の主要民族がチャム族です。チャム族の人口は約15万人前後と言われており、その3分の2が南中部地方のニントゥアン省とビントゥアン省に住んでいます。

　
　チャム族は、主に3つのグループに分かれており、それぞれ、バラモンチャム族、バニチャム族、イスラムチャム族と呼ばれています。民族名を示す「チャム」の前についている言葉はそれぞれのグループが信仰する宗教の名前を示していて、バラモン教、バニ教、イスラム教を信仰するチャム族のグループという意味です。

　ニントゥアン省とビントゥアン省には主にバラモンチャム族とバニチャム族が多く居住しています。一方、イスラムチャム族はホーチミンとタイニン省、そしてメコンデルタ地方アンザン省チャウドックに多く居住しています。言語はチャム語ですが、グループ間で異なります。ただし完全に異なるわけではなく、お互いに理解できる言葉もあります。

　今回見たカテ祭りは、バラモンチャム族のお祭りです。チャム族の暦で毎年7月1日から3日(西洋歴で10月あるいは11月)にチャム塔などで行われるお祭りです。ちなみにこのチャム塔はバラモンチャム族の聖地となっており、バニチャム族、イスラムチャム族のお祭りはそれぞれが信仰する別の場所で行われます。

　お祭りの最終日にはチャム塔の上でお祈りがささげられます。朝から多くの人々が塔の上に集まり、お供え物を供えてお祈りをしていました。塔に続く参道は長蛇の列で、地元の人だけではなく、遠くからも家族連れで訪れているようでした。また、ここにはバラモンチャム族だけではなく、キン族、チャム族の他のグループや、その他の少数民族も来ていて、警察も交通整理に出るほどの、多くの人々が訪れる一大イベントでした。

(photo by Jo)

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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベトナム株・経済情報」をよろしくお願いいたします。

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